毎日お風呂に入っているのになんか体臭が気になる。
そんな悩みを持ってる人は実はけっこういるんです。
社会人になると仕事や飲み会で、夜遅くに帰ることが増え
どうしてもシャワーだけで済ましてしまったり
お風呂を朝に回してしまったりしがちになってしまいます。
しかし、正しい入浴方法でお風呂に入らないことは
疲れがたまってしまったり、体臭の原因にもなってしまいます。
今回はやってしまいがちな体臭の原因にもなってしまう入浴方法から
正しい入浴方法、お風呂でできる簡単な体臭対策についてご紹介していきます。
やってしまいがちな間違った入浴方法
シャワーだけで湯船につからない
毎日お風呂に入っているのに「体臭が臭う人」に一番多い原因が
この「湯船」に浸からずにシャワーだけにしてしまっている人です。
社会人になると
・仕事や飲み会で帰宅が遅い時間になる
・一人暮らしでシャワートイレが同じユニットバスタイプ
・一人しか入らないからお湯を溜めるともったいない
など、いろんな理由でシャワーだけにしてしまっている人が多くいます。
この「湯船に浸からない」ことが体臭の原因になってしまっているのです。
そんなのシャワーで、カラダをしっかり
洗ってるんだからそんなことない!!
と思う人もいると思います。
しかし、これは大きな間違いです!
大前提として覚えておかなくてはいけないのが
「カラダの汚れ」は皮膚の表面をゴシゴシ擦るだけでは
落ちないのです!!
体臭の原因となるカラダの汚れは、
皮膚上にある小さい毛穴の中にまで残っています。
この汚れまで取り切ることができなければいくら表面のみを
洗ってもすぐに毛穴から汚れが出てきてしまいます。
しかし湯船に浸かることで、カラダの芯からしっかり温まります。
温まることで、カラダは汗をかきます。
この「汗」と一緒に毛穴にある汚れや体内の老廃物が
カラダの外にでてくるのです。
また湯船に浸かることはリラックス効果もあり
日頃溜まってしまうストレスからくる
【ストレス臭】の対策にもなります。
つまり湯船に浸かりカラダはしっかりと温めた状態で
洗うことでしっかりと汚れを落とすことができるのです。
体臭対策以外にも、湯船に浸かることは
疲労回復や肌荒れ防止、良質な睡眠などの
健康面でも多くのメリットがあります。
カラダを洗いすぎてしまう
体臭が気になってカラダを洗う時に
スポンジやタオルでゴシゴシ力を入れてしまっていませんか?
体臭で悩んだことがある人は、他の人以上に
自分のニオイに敏感になって少しでもニオイが
しないように徹底的にカラダを洗ってしまいがちです。
しかし、実は【カラダの洗いすぎ】は
ニオイの原因になってしまうんです!!
体臭が臭くなるのは
カラダから出てくる「汗」と「皮脂」が
皮膚上にいる「常在菌」と混ざることが原因となります。
ただこの「常在菌」には
良い菌である「表皮ブドウ球菌」
悪い菌である「黄色ブドウ球菌」
の二種類があります。
皮膚上にいるこの二種類の菌の割合が
表皮ブドウ球菌(良い菌)<黄色ブドウ球菌(悪い菌)
となると体臭が臭くなってしまうのです。
つまり良い菌である「表皮ブドウ球菌」を減らしすぎないことが
体臭を防ぐ方法になりるのですが、カラダをゴシゴシ洗いすぎてしまうと
皮膚上の「表皮ブドウ球菌」のほとんどが洗い流されていなくなってしまいます。
そうなると普段は悪い菌の退治をしている良い菌がいなくなり
悪い菌である「黄色ブドウ球菌」が増殖してカラダが臭くなってしまうんです
またゴシゴシ洗ってしまうと体臭だけでなく
肌荒れの原因にもなってしまいます。
洗い忘れや洗い残しがある
しっかり毎日湯船に浸かっていて、カラダもやさしく洗ってるのに
体臭が気になるという人は、もしかすると
洗い忘れや洗い残しがあるのかもしれません。
足の指の間、背中、耳の裏、首回り額の生え際などは特に
洗い忘れや洗い残しが多くなりやすいので
しっかり意識して洗うようにしましょう。
特に髪を洗った時のシャンプーの洗い残しは
体臭の原因となるだけでなく
肌の湿疹や炎症につながってしまいますので
洗い残しがでないようにしていきましょう。
体臭を抑えることができる正しい入浴方法
では、実際に体臭を抑えるための入浴するときの
ポイントを紹介していきます。
正しい入浴手順 7ステップ
お風呂に入ることは体臭対策だけでなく
ストレス解消や睡眠の質が向上したりと健康面にも
効果のある健康法です。
しかし、ただお風呂に入ればいいというわけではありません。
正しい入浴手順でお風呂に入らないと入浴効果は
半減してしまいます。
まずは、正しいお風呂の入浴手順を知って
実践するようにしましょう。
Step1:入浴前の水分補給
Step2:シャワーでカラダを軽く流す
Step3:40℃より少しぬるめのお湯に少し浸かる(2~3分)
Step4:髪とカラダを優しく洗う
Step5:40℃程度のお風呂にしっかり浸かる(最低5分以上)
Step6:カラダを冷まさないように水分をしっかり拭き取る
Step7:入浴後の水分補給
40℃程度のお湯に最低5分以上浸かる
40℃程度の少しぬるめのお風呂に5分以上浸かることで
カラダの芯から温まることができ、カラダの中の老廃物を
汗と一緒に外に出すことができます。
またお風呂にしっかりと浸かることでカラダの汚れも
落としやすくなりますので、最低でも5分間は
湯ぶねに浸かるようにしましょう。
ただ注意が必要なのがお風呂の「温度」です。
お風呂の温度は人それぞれ好みがあると思います。
お風呂好きの人は高温(42℃ぐらい)の湯船に浸かるのが
好きっという人が多いのではないでしょうか。
しかし、実は温度によって
お風呂の効果は変わってきてしまうのです。
お風呂に入ると自律神経と呼ばれる神経が
刺激されるのですが、自律神経には
カラダを興奮状態にする「交感神経」と
リラックス効果のある「副交感神経」があります。
これが
高温のお風呂(42℃程度)では、「交感神経」を刺激し
少しぬるめのお風呂(40℃程度)では「副交感神経」を刺激します。
つまり夜にカラダの汚れを落とすときには
40℃程度のぬるま湯でリラックスしながら
お湯に浸かるのがベストになります。
湯ぶねに浸かる目安時間は20分程度になります。
それ以上の時間お風呂に入ってしまうと
熱中症や脱水症状などを引き起こしてしまうので注意しましょう。
全身浴で肩まで浸かる
よくダイエットに半身浴が良いとか、健康に良いっと話題になり
半身浴を実践している人も多くいますが、
実際には「半身浴だからこそある効果」はないんです。
むしろお風呂に入ることでカラダを温める効果が
半身浴では半減してしまう為しっかり肩まで浸かり
カラダ全体を温めるようにしましょう。
また半身浴では長時間の入浴になってしまいがちで
血液がどろどろになってしまったり
カラダの保湿成分が失われて乾燥肌
になってしまったりしてしまいます。
ただし全身浴をする際に注意しなくてはいけないのが
いきなり湯ぶねに全身で浸かってしまうと急な温度変化で
内臓に負担がかかってしまいますので、心臓から遠い部分から
湯ぶねに浸けて徐々に徐々にカラダを温めるようにしましょう。
お風呂でできる体臭対策
正しくお風呂に入ることが健康にも体臭にも
効果があるのがわかりましたが、それでも
体臭が気になってしまうこともあります。
そんな人に簡単にできる体臭対策のできる
工夫4選をご紹介していきます。
朝シャワーでリフレッシュする
人は寝ている間になんとコップ一杯ほどの汗をかいているんです。
寝ている時の汗は、快適な睡眠の為に必要ですが
かいた汗をそのままにしてしまうとニオイの原因となってしまいます。
つまり朝起きた状態はカラダにニオイの原因となる
汗や皮脂を朝シャワーで落としてあげることで体臭対策になるんです。
特に額やワキ、足や背中といったところは
汗をかきやすくニオイの原因となりやすいので
朝シャワーでしっかり流すようにしましょう。
ただ、注意しなければいけないのが
髪の毛が「しっかりと乾ききらない状態」だと
逆にニオイの原因となってしまいますので
洗った後はしっかり乾かすようにしましょう。
朝の1~2分程度の短い時間でシャワーを浴びて
ニオイの原因となる汗や皮脂を洗い流して
ニオイ対策をしていきましょう。
クエン酸風呂
クエン酸とは、梅干しやレモンなどに含まれる酸っぱい成分になります。
実はこの「クエン酸」には
疲労回復効果や血流改善、美肌効果、ダイエット効果がなど
様々な効果があります。
その一つに殺菌効果があり、クエン酸風呂に入ることで
皮膚にいるニオイの原因となる雑菌を殺菌することができます。
またクエン酸は汗腺に吸収されると、ニオイ成分のアンモニアや乳酸の
生成を抑えてくれ体臭予防につながっていきます。
「クエン酸風呂」は市販で販売されているクエン酸を
大さじ2~3杯程度入れるだけでいいので簡単に作ることができます。
是非クエン酸風呂を習慣にしてみましょう!
体臭予防効果のある入浴剤を使う
入浴剤と聞くと血行促進や疲労回復のイメージが強いかと思いますが
実は体臭予防にも効果的な入浴剤もあるんです。
市販の入浴剤は自分で作るクエン酸風呂よりもしっかりと
効果が期待できるものもおおくあります。
入浴剤はポンと湯ぶねに入れるだけで簡単に体臭予防を
することができます。
個人的におすすめの体臭対策の入浴剤が
【薬用HotTab】です。
この入浴剤には体臭予防に効果的な「クエン酸」や「重曹」が
配合されており体臭予防に効果的です。
さらに入れるだけで簡単に炭酸風呂になるので体臭だけでなく
血行促進や冷え性改善、肩こりにも効果があります。
『薬用HotTab』
体臭で悩んでいる人はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。
体臭予防の石鹸を使う
石鹸やボディーソープって結構適当に選んでしまってませんか?
体臭予防効果のある石鹸には、通常の薬用石鹸にはない成分が
配合されています。
またボディーソープには
保湿効果が高いものや肌に優しいもの
が多かったりしますが、体臭予防というところでみると
実は石鹸タイプの方が効果的なんです。
その中でおすすめの石鹸が
「柿のさち 薬用柿渋石鹸」です。
この石鹸にはニオイを防ぐ7つもの成分が配合されており
イヤ~なニオイの原因となるノネナールを90%以上も
除去することができるんです。
高い洗浄力、殺菌力があり体臭予防に効果的な石鹸です。
『柿のさち 薬用柿渋石鹸』
まとめ
お風呂に入ることはカラダの汚れを落とすだけでなく
体臭や健康も大きく影響してくる大事なことなんです。
しかし入り方ひとつでしっかり効果が出るのか
半減してしまうのかが決まってしまいます。
お風呂に正しく入り健康的で体臭予防のできる
カラダを目指しましょう。