【口が臭い人必見!!】誰でも簡単にできる口臭の解決方法

大人になってくるにつれて自分のニオイって気になってきますよね。
近くでコミュニケーションをとる時や会議室や個室居酒屋など
密室になってしまうとき、こういった時には特にニオイは気になってしまいます。

その中でも“会話”をするときに特に気になるニオイが“口臭”です。
職場や学校などで、多くの人が他人の口臭で「うわっ」と感じた
経験があるのではないでしょうか。

近年では、職場でニオイが原因でハラスメントになってしまう
スメハラ」という言葉まである程、ニオイに対してケアを求められています。
それだけ多くの人が、他人の口臭で悩んでいるんです。

今回は、そんな口臭で悩んでいる人が簡単にできる
口臭ケアの方法について紹介していきます。

生活習慣の見直し

口臭の予防には、ブレスケアやサプリメントなどお金をかけてできるものも
多くありますが、それ以上に大切なのが日々の生活習慣です。

ふだん何気なくやってしまっていることが、口臭の原因に
なってしまっていることって、実は結構あるんです!
毎日の生活や食事の仕方一つ見直すことで、口臭の悩みは解決できたりもするんです!

では、どういった習慣が口臭をきつくさせてしまうのか。
どういう工夫をすれば口臭対策になるのかを
生活習慣 と 食習慣 とで分けて紹介していきます。

生活習慣

口臭の原因の90%は口の中にあるといわれています。
虫歯や歯周病、歯垢など歯磨きがちゃんとできていないと
口臭が悪化してしまう原因となります。

ただ知っておかなくてはいけないことは
口臭対策=歯磨きだけちゃんとしてればいい。
というわけではないんです。

口の中が乾燥したり、ストレスなども
口臭がきつくなってしまう原因なんです。

注意すべき口臭がきつくなる5つの生活習慣

・口呼吸をしてしまっている

風邪を引いたときや花粉症のときは、鼻詰まりがひどくなり
鼻呼吸から口呼吸になってしまう人も結構います。

ただ口呼吸になると口の中が乾燥してしまって唾液の分泌量が減ってしまいます
唾液には抗菌作用や自浄作用といったはたらきがあります。
通常であればこの作用で、唾液が口の中の細菌の繁殖を防いだり
歯についたプラークを洗い流してくれます。

しかし口の中が乾燥して唾液が減ってしまうことで
この唾液のはたらきが減ってしまうことで、口臭が悪化してしまうんです。

・ストレスをためてしまっている

口呼吸で唾液が少なくなってしまい口臭がきつくなってしまうように
ストレスが溜まってしまうと同じように唾液が少なくなり口臭がきつくなります。

人は緊張したりストレスが溜まってしまうと交感神経が刺激されます。
交感神経が刺激されると、唾液の分泌が少なくなって
口呼吸同様に口臭がきつくなってしまうんです。

ストレスや緊張は無くせ!と思ってもなくせるものではないので
ストレスが溜まってるなと感じた時には、ガムを噛んだり梅干しなどを
食べて唾液の分泌を促進してあげましょう。

・睡眠不足(夜更かしが多い)

日本は、世界と比べて睡眠時間が短い国なんです。
特に社会人になると夜遅く朝早くなってしまいがちで
睡眠不足の人が多くなります。

睡眠時間が短くなると肝臓の機能が低下してしまいます。
本来、肝臓にはニオイ物質の解毒機能があるのですが
この機能が低下してしまい口臭が悪化してしまいます。

さらに睡眠不足は自律神経の乱れや唾液の分泌量の低下の
原因にもなってしまい、口呼吸やストレスと同様に口臭がきつくなってしまいます。

最低でも6時間以上の睡眠をとることを心がけましょう。

・エアコンをつけながら寝ている

冬になると口臭が気になる人が増えてくるって知ってますか?
冬場は空気が乾燥しており、口の中も乾燥してしまい唾液の量が減って
口臭の原因となります。

つまり空気が乾燥してしまっているところでは、口の中も乾燥しやすく
口臭がきつくなりやすいんです。

よく夏場や冬場にエアコンをつけっぱなしにして、過ごしている人も
多くいますが、これはいつも以上に口の中が乾燥してしまいます。
さらに元々寝ているときは、唾液の分泌量が少なくなる中さらに
乾燥して少なくなっているので、起きた時にかなり口臭が悪化してしまいます。

できる限りエアコンをつけっぱなしの状態にはしないようしましょう。
どうしてもエアコンがないと厳しいときには、こまめに水分補給をとるように心がけましょう。

・会話が少ない

近年若者のコミュニケーション不足が問題となっていますが
実はこのコミュニケーション不足も口臭の悪化の原因となってしまっているんです。

ずっと口が閉じたままになってしまうと、唾液の分泌が減って口の中に雑菌が
繁殖して口臭がきつくなってしまいます。
唾液は口と舌を動かすことで分泌量が増えます。

なかには自分の口臭を気にして人と会話を避ける人もいます。
マスクをして会話をしたり、人と会話をしなくても口の体操をしたり
するだけでも、口臭対策になります。

食習慣

食事は食べる食品、量、タイミングなどによっても
口臭を悪化させてしまうことがあります。

意外なところでは、食べすぎの場合、内臓に負担がかかってしまい
口臭の原因となってしまうんです。
よく「腹八分に医者いらず」と言いますが、
実はこの腹八分の習慣を身につけるだけでも口臭対策になるんです。

特に口臭の発生源となる大きな要因の2つが
口の中 と 内臓 になり食習慣はどちらにも
影響を与えます。

注意すべき口臭がきつくなる5つの食習慣

・不規則な食生活

朝が苦手な人や社会人になると、
朝の身支度に時間がかかってしまったりご飯よりも睡眠時間を優先してしまったりと
朝食を食べずに抜いてしまいがちです。

しかし朝食を食べることは、
朝に口を動かして食事をすることで唾液の分泌を促進させたり
水分補給をおこないドライマウスを防いだりする
効果があります。

特に起きたばかりの朝は口の中は、一日で一番乾いていて
口臭がきつくなりやすいんです。

朝食べるのが苦手な人もできる限り少しでも朝食を食べるように
習慣をつけて朝・昼・晩と三食をバランスよく食べるようにしましょう。

・よく噛んで食べる

近年の食事では、やわらかい食べ物が増えたり食事の時間が少なくなったりと
食事の咀嚼回数が減ってしまい、ひと昔前より噛む習慣がなくなってきています。

よく噛んで食事をすることで、口を動かし唾液の分泌量を増やすことができ
口臭予防につながります。
噛み応えのある食べ物の生野菜などには、食物繊維が豊富にあり
体内にあるニオイの元を排出してくれる効果も期待できます。

さらによく噛んで食事することは
虫歯や歯周病予防・肥満予防や脳の働きの活性化にも
つながるため健康面にも効果があります。

・食の欧米化

食の欧米化も口臭やニオイの原因の一つとなっています。
ファストフードと呼ばれる、手軽に短時間で食べられる食事は
日本でもとても多く見かけます。

しかし食事の時間が短くなってしまうと噛む回数が減ってしまって
唾液の分泌量が少なくなり口臭や虫歯の原因となってしまいます。

さらにハンバーガーやホットドッグといった食べ物は
動物性たんぱく質を多く含みカラダを酸性に傾けてしまい
口臭だけでなく体臭の原因にもなってしまいます。

勘違いしてはいけないのが、
ファストフードを食べるのが、いけないわけではなく
ファストフードばかり食べてしまったり、時間をかけずに
食べることがよくないんです。

食事はいろんなものを食べるようにしっかりバランスを考えて
時間をかけてゆっくり食べる習慣を身につけましょう

・水分をあまりとらない

口臭の大きな原因は口が乾燥して唾液が減ってしまうことです。
寝ているときや緊張しているときには、どうしても口が乾燥してしまって
口臭がきつくなってしまいます。

それに人は寝たり、普通に生きているだけでもかなりの量の汗をかいて
カラダから水分が抜けていってしまっています。
水を飲んだり水分補給をしないとどんどん体内の水分が減っていってしまい
口臭や体臭原因となります。

まずは、毎日1.2ℓを目標に水を飲む習慣を身に着けていきましょう。

・お酒の飲みすぎ

アルコールは肝臓で分解されると悪臭の原因となるアセトアルデヒドになります。
アセトアルデヒドは「生ごみ」のようなニオイと言われるくらい
キツイニオイを放ちます。

日本人は特にアセトアルデヒドを分解する酵素が
少ない人種の為、お酒の飲みすぎは特に口臭の原因になりやすいんです。

さらにアルコールには利尿作用があり、大量に飲むと
カラダ全体の水分が少なくなり口の中も乾燥してきます。
口の中が乾燥すると、唾液が減り雑菌が増えて口臭がきつくなります。

飲み会でお酒による口臭が気になった時には
氷を口に含むことである程度は、ニオイを軽減できます。

お酒を飲むときには、飲みすぎに注意をしながら
一緒に水を飲んで水分補給をするようにしましょう。

お金をかけずに簡単にできる口臭対策

さらに口臭は、ちょっとした簡単な対策・ケアを
するだけでもやわらいだりします。

あまりお金をかけずにできる口臭ケアの
方法を紹介します。

お手製うがい液

口の中は何億もの雑菌が生息していてカラダの中で
雑菌の数が最も多い場所です。
どうしても食べかすが残りやすく、温度の高い口の中は
雑菌が繁殖しやすくなってしまうんです。

食べかすが残ったままにしてしまうと
歯垢、歯石、歯周病や虫歯の原因になってしまいます。
口の中は常にきれいにしておくのがベストです。
ただ時間がなくて歯磨きができない時って結構ありますよね。

時間のない時は、うがいをして口の中を洗浄した方がいいんですが
そのうがいも水でやるよりもうがい液でやった方がより洗浄することができます。
うがい液はとても簡単に作ることができるので
殺菌力のあるうがい液をつかってうがいをしていきましょう。

簡単にできるうがい液の作り方

必要なモノ
①ティートリー精油
②水

コップ一杯(目安150ml)にティーツリーオイルを一滴
たらしてよくかき混ぜておきます。
それを食後や外出時にさらに10倍ぐらいで薄めてうがいをします。

ティートリー精油は、抗菌・殺菌作用のあるエッセンシャルオイルです。
風邪予防やのどの痛みにも効果が期待できます。
※駅は飲み込まないように注意しましょう。

ガムを噛む

ガムを噛むと唾液の分泌が増えて口臭予防に効果的です。
ただガムなら何でもいいというわけではありません。

注意しなければいけいないのがガムの成分です。
実は成分に「砂糖」が含まれてしまっていると、ガムを噛んでも
口臭予防にならないどころか、口臭はきつくなってしまいます。

ガムを選ぶポイントとして、成分に
「砂糖」が入ってなく、クロロフィルやフラボノイドと呼ばれる
消臭効果のある成分が入っているものを選ぶといいでしょう。

舌苔を掃除する

歯磨きを毎日欠かさずやっているのに口臭が
「腐った卵」のようなニオイがする人は、
舌苔が溜まってしまっている可能性があります。

舌苔とは、舌の上に白っぽいもので細菌や食べかすが溜まったものです。
コーヒーをよく飲んだり、タバコをよく吸う人は
舌苔が溜まりやすくなってしまいます。

舌苔を掃除するときは、必ず「舌クリーナー」を使うようにしましょう。
たまに歯ブラシで舌を磨いている人がいますが、歯ブラシでは舌が
傷ついてしまうので、舌クリーナーを使いましょう。

また舌苔の掃除はあまりやりすぎると味蕾と呼ばれる
味覚を感じる器官まで傷つけてしまいます。
多くても2日に1回ぐらいの頻度で掃除するようにしましょう。

口体操

口や舌を動かすことで唾液の分泌を促すので、口臭予防対策になります。
普段から口が半開きにになってしまったりする人がたまにいますが
そういった人は気づかないうちに口呼吸になってしまっていて
余計口が乾燥してしまっています。

人と会話をしたり、食事をしたりするだけでもいいですが、
「今日は口が乾燥してるな~」とか「なんか口の中がベタベタするな」っと
思った時に口の体操をして唾液の分泌を促進してあげましょう。

簡単な口体操のやり方

①たてとよこに大きく口を開ける - 「あ」のイメージ
②口をよこに伸ばように広げる  - 「い」のイメージ
③口をとがらせるように突き出す - 「う」のイメージ
④口の中で舌を右周りに10回程回す
⑤口の中で舌を左周りに10回程回す

気軽に使える口臭対策グッズ

最後に気軽に使える便利な口臭対策グッズ3選を
ご紹介していきます。

口臭に効果的な歯磨き粉

【ブレスマイルクリア】

ブレスマイルクリアには、口臭効果とホワイトニング効果の両方があります。

ニオイの成分をしっかりと吸着して口臭を予防する「ゼオライト」
口臭の原因となる細菌を抑える効果のある「塩化セチルピリジニウム」
など口臭防止効果の成分が配合されています。

さらに虫歯予防や歯周炎・歯周病の予防、ホワイトニング効果がある
成分も配合されていてとてもおすすめの歯磨き粉です。

携帯できるニオイケアグッズ「マウススプレー」

【アクアバランス 薬用マウススプレー】

携帯できる便利なスプレータイプのマウススプレーです。
外で緊張してしまっているときや、口臭が気になった時などに
気軽に使える製品です。

まとめ

どうでしょうか。口臭は普段の習慣やちょっとした対策やケアで
悩みを解消することができます。
スメルハラスメントなどある通り、口臭によって周りに迷惑を
かけてしまっている人は意外と多くいます。

口臭が原因でコミュニケーションがうまく取れなくなってしまうのは
本当にもったいないです。
ちょっとしたケアで解決できますのでぜひ口臭対策をしてみてはいかがでしょうか。