突然ですが、スーツの手入れはちゃんとできていますか?
脱いだらそのまま置きっぱなしになっていたり、ハンガーにかけるだけで終わりになってしまっていませんか?
洋服は、手入れをせずにそのままにしてしまうと「シワ」や「毛玉」、「悪臭」などさまざまな『だらしない状態』になってしまいます。
とくに洗濯ができないスーツは、こまめに手入れをしておかないと汚くなってしまいます。
どんなにイケメンであっても、鍛えてどんなにカッコいいカラダになったとしても『だらしのない状態のスーツ』では、“身だしなみ”が整っていないとみられてしまい「できない人」とみられてしまいます。
仕事ができる「カッコいい人」は、この“身だしなみ”を徹底的に意識していることで周りから「できる人」になっているんです。
とくにスーツでは、汚れやシワやニオイという“身だしなみ”がちゃんとできていないと「だらしない、できない人」と思われてしまいます。
そうならないためにもスーツの手入れは必須になってきます。
今回は、スーツの手入れをする際に便利になる4つのグッズとその使用用法を紹介していきます。
スーツを手入れはどうして重要なのか
できる人ほどスーツを手入れしている
そもそもスーツって仕事のときしか着ないし、そんなに手入れとか必要ないでしょ。
なんて思っている人もたまにいますよね。
とくに社会人1年目の人とかだと、スーツにそんなにお金もかけたくない!
っていう人も結構います。
ただ、仕事をする上で汚れていたり、ヨレているスーツをきているとビジネスマンとして「できない・だらしない人」と判断されてしまいます。
そんなスーツなんて仕事ができれば、どうでもいいでしょ!と思うかもしれませんがハッキリいって全くそうではありません!
「人は見た目が9割」という書籍があるように、人の印象は「見た目」にかなり影響されてしまうんです。
なので、それをわかっている社長や役員、やり手営業マンの人ほど職場での見た目で重要な「スーツ」の手入れは一切手を抜くことがないんです。
つまり、仕事でも恋愛でも相手から「いいな」っと思ってもらいたい人はもちろん中身を磨く事も大事ですが、まずは見た目のできるところから印象をよくしていく必要があるんです。
その第一歩が「スーツ(衣類)の手入れ」なんです。
スーツが汚れてしまう原因
スーツは1日きているだけでも、汗や汚れを吸着してしまい「汚れ」や「しみ」、「シワ」「悪臭」といったダメージがどんどん蓄積されていきます。
ちょっとの「シワ」や「汚れ」ぐらい”大丈夫か”と思ってそのままにしてしまうと、どんどん生地が傷んでいき、最悪の場合クリーニングに出しても落ちなくなってしまうんです。
とくにスーツに付着した「汗」と「ほこり」は、スーツを汚すだけではなくスーツの繊維の中に入って生地自体を傷める原因となってしまうんです。
こういった生地の傷みが積み重なることで、ヨレヨレで見た目も悪くなってしまうのです。
つまりこうならないためにも、こまめなスーツの手入れが必要となってくるんです。
こまめに手入れをすることで、キレイなスーツを長期間維持することができるようになります。
スーツの手入れにおすすめの4つの便利グッズ
洋服ブラシ
意外かもしれませんが、実はスーツやジャケットの手入れで、1番大事ともいえるケアは「ブラッシング」なんです。
1日着たスーツには、思っている以上にホコリや皮脂といった汚れが付着しています。
こういった汚れをそのままにしてしまうと繊維の隙間に入りこんでしまい、生地が傷んだりニオイの原因となってしまいます。
最近だとコロコロなどの粘着テープなどでやっている人もいますが、繊維の隙間に入り込んでしまった汚れやホコリは取りきることができません。
そこでしっかりとホコリを落とすのに必要となってくるのが「洋服ブラシ」です。
スーツを着た後にブラッシングして、しっかりホコリや汚れを落とすことでスーツをキレイに保つことができます。
またブラッシングをすることは、毛玉の予防にもなりキレイに維持するだけでなくスーツ自体を長持ちさせる効果もあります。
ブラッシングは、ちょっとした手間ですが着た時に欠かさずやることで、スーツを常にキレイな状態で保つことができるので、クリーニングの回数も減り結果として節約にも繋がります。
ブラシを選ぶ時には、静電気が発生しにくい天然素材である、豚毛や馬毛のブラシを選ぶようにしましょう。
豚毛と馬毛にもそれぞれ特徴がありますが、一般的には馬毛の方がやわらかい毛になっていて、ウールやカシミヤのセーターなど繊細な素材でも使うことができます。
なので、今までブラッシングをしてこなかった人は、まず馬毛のブラシを使ってケアをすることをおすすめします。
スーツ専用ハンガー
どんなにスーツの手入れをしているのに、型崩れしちゃってる。。。なんとことあったりしませんか?
よくクリーニングに出すとワイヤーハンガーにかかって帰ってきますが、そのままワイヤーハンガーにかけたままにしてしまうと肩パッドが変形したりと型崩れしてしまう可能性が高くなってしまいます。
スーツのハンガーを選ぶときに特に意識しなくてはいけないのがハンガーの「サイズ」です。
スーツ用のハンガーには、さまざまなサイズ・形状のハンガーがあります。
ハンガーのサイズがスーツとずれてしまっていると、変なハンガーの跡がついてしまったり、シワになってしまいます。
つまりスーツは、適切なサイズのハンガーを使うことが、かなり重要になります。
ハンガーの肩幅の「適切なサイズ」の目安は、ジャケットの左右の袖の付け根の長さから2~4cm引いた寸法になります。
またジャケットやスーツは、普段きている服よりも肩の部分が丸みに沿って、立体感が出るように仕立てられているので、カタチが崩れないように肩先が4cm以上ある木製のハンガーを使うようにしましょう。
またスラックスは、ジャケットと一緒に同じハンガーにかけることで、コンパクトにまとめられてスペースが節約でき、2つを一緒にまとめられ便利に保管することができます。
しかし、それだとスラックスの履いた時のシワがなかなか取れず残ってしまいます。
なのでスラックスは、ジャケットとは分けて挟んで吊るすことができる「スラックス専用」ハンガーを使うようにしましょう。
挟みこむタイプのスラックス専用ハンガーには、「2点をクリップで挟むタイプ」と「裾全体を挟んで留めるタイプ」があります。
特にクリップタイプよりも全体を挟むタイプの方が、挟んだ時の跡がつきにくいので「裾全体を挟んで留めるタイプ」の方がおすすめです。
衣類スチーマー
スーツは気軽に選択できないからこそ日々の手入れがとても重要になってきます。
ただどんなに手入れをしていてもニオイやシワが気づかないうちについてしまうこともあります。
その問題を解決してくれるのが「衣類スチーマー」です。
衣類スチーマーは、スチームを当てることでシワをのばすだけでなく、蒸気でニオイも除去してくれます。
とくに衣類スチーマーは、アイロンとはちがいハンガーにかけた様態で使うことができ、短時間でシワを伸ばすことができるので、朝の忙しい時間でも使うことができます。
ジャケットだけでなくYシャツやウールやカシミヤ素材のケアにも使え、気軽に洗濯できない衣類にも使うことができます。
「簡単」「時短」と、衣類スチーマーは1人暮らしのサラリーマンにとっては必要不可欠の手入れアイテムといえます。
スーツリフレッシャー(霧吹き)
スーツやジャケットを着たときの「清潔感」は、見た目だけでなくニオイからも伝わってきます。
ただでさえスーツに「汗のニオイ」や「タバコのニオイ」がついてしまっていると周りにいる人に迷惑がかかるだけでなく、そういった「気遣い」のできない人と思われてしまいます。
ただ「イヤなニオイ」をさせない!というのは、最低限のマナーで、よりできる人を演出するには「あ、なんかいい匂いだな」と感じさせることです。
だからといって香水をつけすぎたり、強いニオイの香水を使ったりしてしまうと逆効果になってしまいます。
プライベートで自分の好きなニオイの香水を使うのは、いいですが「ビジネスの場」ではあまり好ましくありません。
仕事では、男女性別問わず幅広い年齢層の人とコミュニケーションをとることが求められるので、大多数の人から好まれるような「匂い」が求められるんです。
そこでおすすめなのが、しっかりとした「消臭効果」を発揮しつつ主張しすぎない「さりげない爽やかな香り」を漂わせることができる「スーツリフレッシャー」です。
「スーツリフレッシャー」は、開発段階で幾度となく香りのテストを実施して、どの程度の香りが快適に感じて、どこからが深いと感じてくるのか。といった調査を繰り返しつくられたといいます。
スーツリフレッシャーを使えば、ありとあらゆるビジネスシーンにおいて「清潔感」や「信頼感」といった好印象をもたらす「こだわりの香り」を実現することができるんです。
出かける前や帰宅後のスーツにサッと吹きかけてニオイをリセットすることで、ニオイケアができるとても便利なアイテムです。
よりスーツを長持ちさせるプラスαの便利グッズ
ここまでは、スーツの手入れをするときにおすすめのグッズをご紹介しましたが、次はちょっとお金がかかってしまうけど「より便利な」+αの3つの便利グッズをご紹介していきます。
ハンガーにかけるだけでリフレッシュ【脱臭ハンガー】
スーツやジャケットの手入れは、毎日の積み重ねが大事ですがどうしても忙しくてできなかったりすることもありますよね。
そんな人におすすめしたいのが、このパナソニック「脱臭ハンガー」です!
見た目は普通のハンガーとは大きく変わらないのですが、なんとこのハンガーにかけて電源を入れるだけで、ジャケットに付着したイヤなニオイをリフレッシュすることができるんです。
この「脱臭ハンガー」の最大の特徴は、【ナノイーX】を発生させて脱臭させることです。
【ナノイーX】を発生させ脱臭させることで、従来の【ナノイー】では対応できなかった「汗のニオイ」や「タバコや焼肉のニオイ」も解消することができるんです。
さらに「ニオイ」だけでなく服についた「花粉」も抑制してくれます。
吹出口が、「襟用」「肩用」「脇・袖用」「背中・胸用」にそれぞれ左右に合計8箇所ついていて、ナノイーXがすみずみにまでいきわたるようになっているんです。
これによってジャケット全体をしっかり脱臭してくれる構造になっています。
またジャケットだけでなく、スラックスなどのボトムスもまとめて脱臭することができます。
脱臭をするときに電気を使いますが、発生する電気代も1回の使用でわずか1円以下と経済的なところも非常にありがたい点です。
※通常モード(約5時間)だと約0.61円/ロングモード(約7時間)だと0.85円
暑い日に大量に汗をかいたときや会社の飲み会などで焼肉や焼き鳥のニオイがついてしまっても、これが1台あればニオイを気にして、クリーニングに出す回数が減らせて節約にも繋がるので非常におすすめのアイテムです。
スラックスに折り目をつけられる【ズボンプレッサー】
出張などでビジネスホテルに泊まると「ズボンプレッサー」と呼ばれる機器があるのは皆さんご存じでしょうか。
意外と知らないという人が多いのですが、実はこの「ズボンプレッサー」を使うとスーツをキレイに着こなすことができるとても便利なアイテムなんです。
ズボンプレッサーは簡単にいうと、スーツのパンツ(スラックス)をプレスしてアイロンがけすることで、折り目をつけることができるんです。
スーツのパンツは、「折り目」があるかないかで見た目のキレイさがかなり変わります。
アイロンでも同じようにシワをのばすことはできますが、キレイに「折り目」をつけられアイロンがけの手間もなく、生地へのダメージが少ないなど「ズボンプレッサー」ならではの利点もあります。
さらにシワをのばして折り目をつけるだけでなく「ズボンプレッサー」は、衣類全体を高温でプレスするため、除菌・消臭効果も期待ができ一石二鳥、三鳥の便利アイテムなんです。
すこしお金はかかってしまいますが、時間をかけずにメリハリのあるキレイなスラックスを履ける便利グッズになります。
衣類のトータルケアを実現できる【LG Styler】
スーツを洗おうと思うと家ではできずクリーニングに出さないといけないですよね。
ただ、クリーニングに出すとお金も時間もかかりますよね。
夏場なんて出勤するだけで大量の汗をかくから1回着ただけで洗いたくなりますよね。
その度にクリーニングに出していたら、それはそれでかなり大変になりますよね。
そんな時におすすめなのが、LGエレクトロニクスの衣類ケア家電の
「LG Styler」です。
なんとこの「LG Styler」は、スーツやワイシャツなどの衣類のしわ取りやニオイケア、除菌ができ、家にいながらクリーニングに出したような衣類ケアを実現することができる家電なんです。
独自のテクノロジーによるスチームの循環技術と毎分最大180回振動するハンガーラックによって、洗濯やクリーニングとはちがい化学繊維を使わずに衣類ケアを実現できます。
ワイシャツはさすがにアイロンをかけたときの「パリッと感」まではむずかしいですが、ノンアイロンのシャツやちょっとしたシワまでなら全然気にならないレベルまで仕上げてくれるんです。
ワイシャツだけでなくジャケットのケアもでき、さらにズボンに関しては、ズボンプレッサーの様に「折り目」のケアもできる機能も搭載されているんです。
それ以外にも私服や帽子、枕、毛布などにも使うことができ除菌・消臭することができ幅広い使い方ができる点もとてもいいですね。
朝の忙しい時間をより効率的に使いたい人や常に清潔でキレイなスーツを着たい人にとっては金額以上のメリットを手にすることができる「買って後悔しない」製品になります!
お金をかけずにできる手入れ方法
最後にお金をかけずにできるスーツケアの方法をご紹介していきます。
スーツは「必ず」休ませる
スーツのケアで、まず一番に意識しなくてはいけないことがスーツにも「休息」を与えてあげることです。
スーツは、1日着ただけでも汚れやホコリなどにさらされてしまっています。
基本的には、スーツは3~4着以上用意して、1回着てから2・3日は休ませるようにしましょう。
また、休ませるときにも脱いでそのままクローゼットにかけるのではなく、一度風通しの良い直射日光の当たらない日陰で干して、余分な水分を飛ばしてからしまうようにしましょう。
ポケットには、あまりモノを入れず空にして保管
スーツには、ワキの部分や胸の部分、それに内側にそれぞれポケットがついています。
よく内ポケットにiPhoneや財布を入れている人がいますが、実はこれは型崩れの原因となってしまうのであまりよくありません。
特にワキや胸部分のポケットは、あくまでデザインを重視してポケットがついているので基本的には、何も入れないようにして内側のポケットにもあまり思いモノは入れないようにしましょう。
スーツのポケットにモノが入ったままになってしまうと生地が伸びてシワになったり、型崩れの原因となってしまうので、家に着いたら必ずポケットは空にして保管することを心がけましょう。
まとめ
スーツは、社会人になってほぼ毎日着用する衣類となり、着方やケアの仕方によってカッコよくもカッコ悪くもなってしまいます。
毎日のちょっとしたケアをすること、正しい道具を使ってちゃんとしたやり方でケアをすることで、キレイでカッコいいスーツを長持ちさせることができます。
今まで特にスーツのケアをしてこなかった人やこれからもより清潔でキレイな状態を維持したいという人は、是非今回ご紹介したアイテム、やり方を試してみてください。