庭に植物や花があるとそれだけで、庭が華やかになったり自然豊かになって落ち着ける空間ができますよね。
花や植物などガーデニングをするときに必要になってくるのが『花壇』です。
でも花壇は、作るってなると業者にお願いしなきゃいけなかったりなんかおおがかりなイメージになってしまいませんか?
僕もいままでガーデニングをしたりしたことがなかったので大変なイメージを持ってたんですよね。
でも、花壇って実はちょっと調べると素人でもそんなにお金も労力もかけずに作ることができるんです。
いわゆる、『DIY』で花壇がつくれるんです。
もちろん、おしゃれできれいな花壇をつくろうと思うとそれなりにお金がかかったり知識がないとダメだったりするんですが一般的な花壇であれば素人でも簡単につくれるんです。
今回、ぼくも実家の庭ではじめてDIYで花壇をつくってみましたのでその時の花壇をつくる手順や失敗を紹介していきたいと思います。
はじめての花壇づくり
実家の庭に花壇を作ろうと思ったのは、
・雑草がふえてきて汚く感じる
・花を植えてガーデニングできる場所を作りたい
という思いがあって作ることにしました。
ネットで調べるとおしゃれなできれいな花壇などもDIYしている人も多くいますが、ど素人の僕には少し荷が重かったのでとりあえずDIYはじめての初心者でもできるシンプルな花壇をつくってみました!
花壇をつくつ手順と使ったモノ
今回の大まかな作業としては、
①花壇をつくるエリアを決める
②花壇にする範囲の土を耕す
③花壇のまわりをブロックが置けるように溝を掘る
④ガーデンエッジ(ブロック)を設置
⑤土をもって若干高くする
の5つです。
特別な知識や特殊な作業を必要とせずに素人でも簡単にできるようなやり方で花壇をつくりました。
使った道具は、
・スコップ
・土ふるい
・大きめのプランター(バケツでも代用可)
・シャベル
買った材料(合計 約7,500円)
・砂(20kg×1袋)
・砕石6号(20kg×2袋)
・ガーデンエッジ(レンガ×20個)
・土(40kg×2袋)
基本的に道具は、もともと実家や家にあったものを使って新しく買ったりしたりせずにすむように既にある道具でやりました。
『土ふるい』は、持っていない人もいるかもしれませんが、それ以外は一般的な家庭にある道具だと思います。
道具は、意外と買っていくといい金額になってしまうので、はじめてこういったDIYに挑戦していくという人は、まずは家にあるものでつくっていく方がいいと思います。
ぼくも今回は、道具は何一つ買わずに問題なく花壇ができました。
材料は、近くにあるカインズホームですべて買えて全部でだいたい7,500円程度かかりました。
ただ、今回の花壇のサイズは、【2.5m×1.5m】とかなり大きめにしてしまったので、7,500円くらいかかりましたが、ふつうの人がつくるような一般的な花壇のサイズであればもっと安くすみます。
花壇をつくる手順
第1ステップ:エリアを決める
花壇をつくるにあたって『どこに』『どのくらいの大きさ』でつくるかをまず決めました。
場所は、花壇全体がしっかり日に当たるような場所を選ぶようにしました。
木の近くや、壁(レンガ)の近くだと時間帯によっては日陰になってしまうので、そうならないように日が当たりやすいところを選びました。
花壇の大きさは、花だけでなくちょっとした野菜や果物(イチゴとか)も植えられるように少し大きめにしました。
一度花壇をつくってしまうと大きさの変更が簡単にはできないので用途は多い方が良いと思って、花や野菜などもできるように少し大きめの花壇にしてみました。
第2ステップ:土を耕す
場所と大きさを決めたら、次に土を耕します。
実家の庭の土は、石や砂利、根っこなどがかなり多かったのでそのままの土だと植物を植えるには適していないので、耕す必要がありました。
作業としては
土を掘る → 掘った土をふるいにかける →
石や砂利、根っこを取り除く → こまかい土を戻す
です。
まず、土を掘り起こしました。
どの程度掘ればいいのかわからなかったので、50~60cmぐらい掘り起こしました。
根っこや結構大きな石が多かったのでかなり疲れました。
ここまで掘るのにだいたい2時間ぐらいかかりました。
掘り終わった後には、手が完全に筋肉痛になってしまいました。
花壇をつくろうと思った場所に野菜がいくつか植えていたので、土を掘り起こすときにそれぞれプランターに小分けして植え替えました。
土を掘ったら、次に掘った土を「ふるい」にかける作業をします。
このようにふるいに土を入れて、手で振って砂利や石と土を分けていきます。
掘った土をふるいにかけるとこんな感じで分かれていきます。
とにかくこの作業がつらかったです。
「土をふるいに運ぶ作業」「ふるいを振る作業」「ふるいにかけた土を戻す作業」この作業の繰り返しで立ったりしゃがんだりを繰り返したのでからだの負担がハンパなかったです。
作業時間は、掘り起こすときよりも時間がかかってだいたい3~4時間ぐらいはかかってしまいました。
こんな感じで土と石、砂利を分けることができました。
このこまかくなった土を掘ったところに戻していきます。
全部戻してこんな感じになりました。
明らかに他の場所と比べて土がさらさらになりました。
第3ステップ:ブロックを置く溝を掘る
次に花壇の周りにブロック置く時の溝を掘っていきます。
溝には、砕石と砂を敷く為、少し深めに掘ります。
目安は、だいたい10cmぐらいにします。
土を掘ったところはだいぶ柔らかくなってしまったのでその周りのところに溝をつくっていきます。
最初にスコップで少し掘って、そのあとシャベルで調整しながら溝を掘っていきます。
この作業は、溝の深さもそんなに深くして無いのでだいたい1時間半ぐらいでできました。
第4ステップ:ブロックを設置
ブロックを設置するときに、そのまま置いてしまうと土が柔らかくてブロックが沈んでしまったり、段差ができてしまうのでブロックの下に砕石と砂を敷いてからブロックを設置します。
砕石はだいたい2~3cm敷いてその上から砂を敷いて平らになるようにきれいにならしていきます。
砂を敷いてなるべく水平になるように平らにしたらそこにブロックを置いていきます。
ほんとうはブロックを並べる時にモルタルや接着剤を使った方がいいのですが、今回は後で場所を変更させたり並べ替えができるように、とりあえずきれいに並べるだけにしました。
第5ステップ:土を足す
ブロックを並べたら最後に土を足していきます。
土を掘ってふるいにかけて戻したので、他の部分よりも地面が若干低くなってしまいました。
地面が低くなると水が溜まりやすくなってしまうので水はけをよくするために土を少し足して他よりも少し高くするようにします。
市販でガーデニング用の土が売っているのでそれを買って足して地面より少し高くなるようにして花壇の完成です。
はじめてDIYをやってみて
今回はじめてDIY(?)で花壇をつくってみましたが、やっていくなかで「もっとこうしたらよかったなー」とか「これは失敗したなー」というのがいくつかあったのでそこを紹介していきます。
大変だった作業
土をふるいにかける作業
一番大変だった作業は、この土をふるいにかけて石と砂利、根っこをわける作業がとにかく大変でした。
掘り起こした土をふるいに運ぶ → ふるいを振ってわける → 分けた土を花壇に入れる
この作業が、一回一回がそんなに多くの量ができずかなりの回数が必要で時間がかかってしまいました。
作業も立ったりしゃがんだりを繰り返してだったのでなかなかきつかったです。
とくに掘り起こす土が多ければ多いほどふるい作業も大変になっていきます。
花壇の土は市販で、数百円で買えるのでもう少し買う土の量を増やして掘り起こす土を減らせばもう少し作業が楽になるのかなっと思いました。
地面を平らにする作業
次に大変だった作業がブロックを置く溝を平らにする作業です。
平らに掘ったつもりでもそもそもの地面が傾いていたりするのでどうしても斜めになってしまいました。
斜めになってしまったところで低いところは砂を足すだけで良かったのですが高くなってしまったところは砕石を抜いたりしなきゃいけなくて結構時間がかかって大変な作業になってしまいました。
失敗してしまったこと
今回の花壇づくりでの2つの失敗
①深く掘りすぎた
まず、やってるときに思った失敗は「土を深く掘りすぎた」ということです。
もともと実家の庭の土は、石や砂利が多くガーデニングに適さない土だったので、ある程度掘って土づくりからやる必要がありました。
スコップで土を掘ること自体は、まだなんとかできる範囲だったので良かったんですが土を掘った量が多く、ふるいにかける土の量もハンパなくそこがかなり後悔しました。
最終的には、市販で買ったガーデニング用の土を上に足していくので60cm近く掘る必要はなかったかなっと思いました。
30cmぐらいでよかったかなって感じですね。
②ブロックがきれいに収まらなかった
今回花壇をつくる時に花壇の大きさを先に決めて土を掘り起こして溝をつくってからブロックを買いに行ってしまった為サイズが合わず1カ所が中途半端な状態になってしまいました。
ブロックには、いくつかサイズや種類があって自分で調整するのは、とても難しいのである程度大きさを決めた段階で設置するブロックを先に買ってそのサイズに合わせて作るべきでした。
まとめ
今回は、初めてDIYで花壇をつくってみました!
まだまだ初心者(ど素人)のつくった花壇って感じですがやってみると自分でも意外とできるんだなって関心してしまいました(笑)
DIYってやり方がわからなかったり、道具がなかったりでなかなか手が出しにくいと思いがちですが、意外と家にあるものでできたりもします。
これから何かやりたい、何か作りたいっと思っている人はぜひ今回の記事を参考にして、今あるものでできるものをつくってみてはいかがでしょうか。